赤ちゃんの発達!~睡眠編~
こんにちは!看護師れんです!
赤ちゃんは目も見えない、耳も聞こえない、何も分からないと思われがちですが、実は生まれた時から驚くほどの能力を持ってるのです!
今回は赤ちゃんの「睡眠」について紹介します♪
☑赤ちゃんの睡眠について
ノンレム睡眠 |
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睡眠中に目が急速に動くところからこのような名称が付けられました。呼吸や心拍数も不規則に変化して、体動も活発で夢を見るのもこのレム睡眠の時に見ています。 |
呼吸や心拍数の変動や、体動も少なく、静かな眠りの時期です。 |
このように、人はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して睡眠をしているのですが、お腹の中の赤ちゃんの場合、このサイクルが出現するのが、在胎週数21週頃からです。
ちなみに、未熟児程レム睡眠の割合は多いです。脳の代謝や脳への血流は、レム睡眠中の方が増加している為脳の発達はレム睡眠中に起こるのではないかと言われています。
お腹の中の赤ちゃんが、目を開いて起きている時期(覚醒期)が出現するのは在胎週数30週頃からです。
新生児も、大人に比べて1日中眠っている様に見えますが、その程度は未熟児ほど多いのです。また、覚醒期の時期は生後日齢を増す程次第に多くなってきます。
✓睡眠のリズム
睡眠リズムは、自律神経系を介する血圧や体温などの生理学的なサーカディアンリズム(日内変動)に連動していて、メラトニンの濃度の変化に対応しています。
ところで、「メラトニン」とは?となった方へ……
主に網膜に入った光刺激が脳の、視床下部視交叉上核を介し、松果体で合成されて、夜間に高く、昼間に低くなります。メラトニンは、睡眠リズムを整えてくれるのです。
この、メラトニンは簡単にお母さんから赤ちゃんへ移行するので赤ちゃんのサーカディアンリズムはお母さんの影響を強く受けています。
ちなみに、母乳にもメラトニンは含まれているので、母乳栄養児は、夜間のメラトニン濃度が人工栄養児よりも高くなっているのでより睡眠リズムが作りやすいと考えられています。
こう思うと、母乳栄養に!!と思われがちですが、赤ちゃんそれぞれに個性もあったりするので、母乳栄養でも全然寝ない子は勿論います。それに、お仕事や環境面でどうしても母乳をあげられないお母さんもいらっしゃります。赤ちゃんが寝やすいグッズや方法なんかも、またご紹介させていただきます♪